電話の声が違うのはなぜ?理由は2つ!



「もしもし」「あ!奥さんですか?」といったら娘さんだった・・・

なんて間違い一回ぐらいは経験したことありますよね?

目の前に相手がいる時は間違えないのになんで電話ごしだと声が違うように聞こえるのでしょうか?

今回は電話の声がなぜ違うのかを解説したいと思います!

スポンサードリンク


電話の声が違うのはなぜ?理由は2つ!

電話の声って本当間違いやすいですよね!

特に3姉妹のお子さんがいる家庭にかけた時なんか誰が奥さんで次女で三女で長女で・・・・んん〜〜〜!!分からない!!

家族だから声が似るのは分かるんですけどどうしてあそこまで分からなくなってしまうのか??

無線と有線では少し理由が違うのでまずは有線:固定電話でなぜ間違うのかをご説明します。

そもそも電話というのは「要件が伝わればよし」という考えから生まれたもの。
「音質」とか「声の特徴」が詳細に伝わるかどうかなんて二の次なんですね。

本来人間の耳は20Hz〜20000kHzまで聞き取れる能力があります。(個人差あります)
しかし、固定電話には300Hz〜3400Hzまでしか音声の帯域がないのです↓



こんなちっぽけな範囲です。

人の声は低音域や高音域が混ざって発せれるもの。
それが高音域の大部分がカットされ相手に伝わるのです。

人間は年をとるほど声が低くなり若いほど声は高いんですが、これだけ高音が伝わってないならお母さんが娘さんか分からないのもしょうがいないですよね!!うんうん!

しかし固定電話は有線なため声の波形をそのまま相手に伝えてくれます。
そのため”全く違う声”にはなりません。帯域は狭いですが本人の特徴そのままですからね。

家族はイントネーションや癖がそっくりになること。
それから”声の年齢”がわからなくなるのが固定電話で間違いが起きる原因と言えます。

では携帯電話では声が変わらないのか?

いえ!携帯でも声はかわります!というよりも携帯電話の音声は”本人の声ではない”からです。
それはどういうことなのか見ていきましょう!

 

携帯電話の声は本人の声ではない?

固定電話は帯域は狭くても波形はそのままなので話した人の声そのものでした。

では携帯はどうなのか?

携帯は無線なので波形をそのまま伝えることはできません。
音声の波形をとりこんでから一度信号に置き換える必要があります。

小難しい話になるので説明は省略しますね。

ところでこんな都市伝説を聞いたことはありませんか?
「携帯電話の音声は2500種類の中から自分の声質に近いものが再生されている」と。

嘘か本当かわかりませんが話題になったことがありましたよね。
ご存知の方もいるでしょう。

で!これが本当なのかどうなのかといいますと。
”そういう時期もあった”というのが本当のところ。

携帯電話が出た当時はめちゃくちゃ音質がよくなかったんです。
それはCELP(Code Excited Linear Predictionの略)、日本語で符号励振線形予測という方式が採用されていたらからなんです。

名前だけ聞いてもちんぷんかんですが、
このアルゴリズムを用いた初期のころ、携帯電話が出現したころですね。
事実人間の音声は約2500種類程度に分類されていたんです。

しかし現在はCELP方式も進化を遂げ、
某a○さんでは音声を組み合わせて43億通りもの声を再現できるそうですし、「2500種の中かから選ばれた〜」というのは過去のもの。

なので”そういう時期もあった”が正解なんですね。
しかし声を一度置き換えていること、それから似たものを選んでいることから”本人の声ではない”と言えます。

そしてもう一つ。
固定電話のところでも出てきた周波数はどうなのか?

もうほとんどの方の回線はLTE以上であると思います。
3Gのころを知らない世代もいるでしょうか?

たぶんLTEの音声通話に変えた時、かなり電話の音がクリアになったと感じませんでしたか?
実は3Gのころは固定電話と同じ300Hz〜3400Hzまでの狭い帯域だったんです。

今はVoLTEを使えば50Hz〜7000Hzの広い帯域で通話ができますし、さらにVoLTE(HD+)では50Hz〜14400Hzまで広がっているのでかなり正確に声が届きます↓


こうしてみると固定電話や3Gは相当狭い範囲だったことがわかります。

高音がカットされるので声がくぐもって聞こえますし、たしかに本人とは違っていたのかな。
声の特徴がなくなるかわりに方言や癖が強調されてしまうので余計に間違いが起きやすかったのでしょうね。

ま〜それは過去のこと、現在は携帯電話に関しては声が違ってきこえることはほとんどなさそうですね!

最後に

まとめると

声が違って聞こえるのは
  • 周波数の帯域が狭かった
  • 本人とは違う音に置き換えられていた
この2つが理由でした!

しかし2つ目の理由は過去のもの。
現在の携帯ではほとんど分からないぐらい正確に音声が合成されているので”本人の声ではないが違いがわかるほどではない”が正解かなと。

もうそろそろ「声で相手を間違えた」なんて話すら聞かなくなるのかもしれませんね。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。