新茶の季節ですね〜
この時期に摘まれたお茶とお菓子を一緒に戴くのは最高の贅沢ですよ!
あ〜大福食べたい!
日本人にとって切っても切れない関係のお茶ですが、
新茶の時期や一番美味しい季節について知らない人も多いですよね。
そこで新茶について調べましたのご紹介していきたいと思います!
新茶とは?
お茶は摘む時期によって「一番茶」「二番茶」「三番茶」と呼ばれます。「新茶」はこの「一番茶」と呼ばれるその年の最初に摘まれたお茶のことです。
時期は4月〜5月にかけて。
桜のように九州の鹿児島から始まってだんだん北上していきます。
お茶前線?みたいなのがあるんですよ。
新茶が最も甘味旨味が強く、
香りも爽やかで、まさに初夏を感じさせてくれます。
一番人気がありますよね!
二番茶以降はだんだんと渋みや苦みが増していきます。
人によってはこっちの方が好きという方もいますね。
八十八夜のお茶が一番美味しい?
八十八夜(はちじゅうはちや)とは立春から数えて88日経った日、5月2日のことを指します。お茶は冬の間に養分を溜め込み、
ちょうど5月2日頃に最盛期を迎えるんです。
最も元気で養分に富んでいるため味も香りも抜群!!
また昔から八十八夜に摘まれたお茶を飲むと1年間無病息災で過ごせると言われており、
非常に縁起の良いお茶で大変好まれています。
たしかに5月上旬のお茶は本当に美味しいですからね〜
子供の頃から時期になると柏餅と一緒に戴いたのを思い出します!
日本人がお茶好きになるわけですよ〜。
さらに上級になると?
新茶は新茶でもさらに上級な茶葉もあります!それは「手摘み」のお茶です!
現代はほとんど機械で一気に収穫してしまうんですが、
その前に新芽をやさしく手摘みで収穫するんです。
手摘みだと品質の良いものだけ厳選して収穫できますし傷を付けなくて済みます。
こんな感じの行程ですよ〜↓
お茶摘みのお姉さん達の早さに驚きです!笑
少量しか出回りませんが、
それだけ旨味甘味香りが強く上級品として扱われるんですよ〜。
さらに言えば上級品よりも上の最上級品もあるんです!
それは「一芯二葉(いっしんによう)」だけの新茶です。
新芽の先の2枚の葉だけを摘んで作られるお茶でして、
お茶の最上級品にあたります。
ごくわずかしか採れないのでお値段もなかなか。
ちなみに一般的なお茶は「一芯四〜五葉」ですよ〜。
まとめると八十八夜に手摘みされた一芯二葉が最も美味しいと言えます!!
美味しいお茶が飲みたい!という方はこれを基準に探してみてくださいね!
最後に
最後にちょっと間違いが多いことですが、新茶は4〜5月にしか出回らないわけではありません。
4〜5月にかけて収穫されたお茶のことを新茶と呼ぶので通年出回っています。
全国のお茶の40%を新茶が占めているんですよ〜。
なので飲んでいるほとんどのお茶が実は新茶。
秋に購入したお茶でも三番茶じゃなかったりします。
お間違えないように〜!
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