年越しそばの意味や由来ってご存知ですか?
大晦日には日本人の実に半数以上が食べると言われている年越しそば。
なんとな〜く縁起が良いものぐらいのイメージで食べている人も多いのではないでしょうか。
今回は年越しそばを大晦日に食べると良い意味や由来と。
より縁起を担ぐために一緒に食べるいい具もご紹介します!!!
年越しそばの意味・由来
年越しそばって、なぜそばじゃないといけないの?
うどんでも良いのでは?
と疑問に思う方もいますが、
ちゃ〜んとそばである意味があるんですよ〜!
意味は3つあるので一つずつ見ていきます。
①「新しい年も細く長く良い年になるように」
これは1番ご存知の方も多いかと思います。
そばの細く長い姿は引っ越しそばとしても定番ですよね。
この意味が生まれたのは元禄時代。
大変豊作だった年に「このような良い年が続きますように」と願いを込めて食べられたのが始まりなんですよ。
②「今年の厄災を断ち切る」
そばの断ち切りやすい性質から、
新年を気持ちよく迎えるために、今年1年の苦労や災難を断ち切ってしまおうという願いから生まれました。
コシの強いうどんではこの意味は生まれないでしょうね〜。
③「金運を上げる」
これは江戸時代の金職人が”そば”を使っていたからなんです。
金職人達は大晦日にそばがきを作り、
その粘り気を利用して工房に飛び散った金粉を集めたそう。
その姿にあやかって、
「そばは金を拾える」⇒「金運が上がる」として、
大晦日にそばを食べる人が増えたんですね。
これはそばならではでしょう。
以上が年越しそばの意味・由来です。
「そば」である意味を感じていただけたでしょうか?
次は一緒にたべると良い、
縁起物の具をご紹介しますよ!!
縁起物の具
①子宝に恵まれたいなら「ニシン」
年越しそばにはニシンそばを食べる方も多いですが、
実は来年子供が欲しいご夫婦さんにはぴったりの具なんです!
にしんは「二親」と読めるので、
子宝に恵まれるようにと縁起を担いで食されます。
新婚さんやこれから子供が欲しい方は今年の大晦日は「ニシンそば」にしてみてはいかがでしょうか?
②そばには欠かせない「ネギ」
そばにはネギがとっても合いますよね!
相性も最高ですがネギは縁起物としても吉。
ネギ(労)らう、という語呂合わせから、
1年の労苦をねぎらう意味があるんですよ〜
体も温めてくれますし是非食べたいですね!
③シンプルに「大根おろし」
大根おろしは昔から「厄を落とす」として縁起が良いとされています。
そばの厄災を断ち切るという意味とも高相性ですね。
大根おろしは胃腸にも良いですし、
忘年会で疲れた胃袋を休めるために、
正月からまた疲れる胃腸のために大根おろし入りのそばでサラッといくのも良いですね!
④しっかり食べたいなら「鶏」
がっつりいきたい人は「鶏なんばそば」なんて良いですね。
鶏は年の1番始めに鳴くとされ大変縁起が良く、
新しい年を迎えるための年越しそばにぴったり!!
夕飯としていただくなら鶏肉がおすすめですよ〜。
⑤やっぱり王道「エビ天」
天ぷらそばは外せません!
エビは腰の曲がった姿から長寿を連想させるとってもポピュラーな縁起物。
家族皆で長生きしたい、新年も平穏無事に過ごしたい、
自分や大切な人の健康・長生きを願いながら食べたいですね。
最後に
いかがでしたか?
年越しそばの意味や由来でしらないものもあったのでは?
私は金運が上がるなんて全くしらなかったです(笑)
トッピングも来年どうなりたいかを考え選んで食べるのも良いですし、
全部突っ込んで豪快に食べても良いですよね!
そばを食べて気持ちを切り替えて新年を迎えましょう〜。
良い年になりますように。
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