認知症は怖いですよね・・・
正直一番なりたくない病気だと思います。
なりより自分がもし認知症になってしまって、
家族に迷惑をかけるようなことがあると思うと・・・
考えるだけでも怖いのでなんとか予防したいですよね。
そこで今回は認知症を予防する食べ物についてと、
一緒に食べると良いものなどをご紹介します!
認知症予防にはカレーがおすすめ!?
アルツハイマー型認知症には重要な構造物が2つありまして、
その一つが「老人斑」と呼ばれるものです。
認知症の方の脳内ではこの「老人斑」が大量に増え、
脳に沈着し神経細胞を壊してしまうんです。
それによって認知障害が起きてしまいます。
もう一つが「神経原線言線維変化」と呼ばれるもので(難しいですね)
これも患者さんの脳内に大量に見られます。
認知症の原因の一つである老人斑。
この老人斑を作ってしまうのが”アミロイドβタンパク”という物質でして、
こいつがそもそもの元凶。
アミロイドβタンパクが蓄積すると老人斑を作ってしまうんですね。
ここでカレーの登場です!!
カレーにはなんとこのアミロイドβタンパクが蓄積するのを防ぎ、大きく減らす効果がありまして、
しかも!
老人斑そのものも”分解”してくれる効果があるんです!!
正確にはカレーに使われているウコンのおかげ。
ウコンには”クルクミン”というポリフェノールの一種が含まれていまして、
これが上記の働きをしてくれるんです!
インドの人たちはカレーを沢山食べるため、
認知症のリスクが極端に少ないそうですよ♪
逆に言えばウコンの入っていないタイカレー系(グリーンカレー等)は効果が期待できないと言えます。
認知症の予防のためにも、
週に何回かカレーにしてみてはいかがでしょうか?
毎回だと飽きるのでカレーうどんにしたり、
カレースープにしたりカレーのドリアもいいですね!
カレーならアレンジが効くのも嬉しいところです。
ウコン、つまりターメリックを使えばいいので、
ターメリックライスを作るのもおすすめです。
これならハヤシライスでもいいですし、
カレーじゃなくても食べる事ができますしね!
一緒に摂りたい食べ物
実はクルクミンはなかなか吸収されにくいという、
ちょっと悪い面もあります。
ただカレーを食べるだけでは優れた効果を発揮できませんので、
サポートをしてくれる物も一緒に摂りたいところ。
その吸収を助ける物質が「レシチン」です。
レシチンは脳の栄養と呼ばれていまして、
これだけでも脳の記憶能力や働きが良くなる優れもの。
で、どんな食べ物に入っているかというと・・・
ズバリ!卵と大豆です!
インドの人はカレーと一緒に豆も食べるからより高い効果を得ているんですね。
ただ私たち日本人にはカレーと豆の組み合わせがあまり馴染みがない・・・
のでここはカレーに卵をのせるのが最上の組み合わせだと思います。
卵スープを作る感覚でカレースープに卵を溶いたものも美味しいですよ♪
付け合わせのサラダにゆでたまごを添えてもいいですね!
是非カレーと一緒に卵もたべてくださいね〜!
ブルーベリーもいい!
ブルーベリーと言えば「目」ですが、
実は認知症にも効果があります!
ブルーベリーにはアントシアニンにというポリフェノールが含まれていまして、
これが先ほどのクルクミンと似たような働きをしてくれます。
つまりアミロイドβの蓄積を抑えてくれるんです。
最近はブルーベリーのサプリなんかも豊富に出ていますよね。
目のためだけではなく認知症の予防としても、
日々の生活に取れ入れるのもいいかもしれませんね。
流石に毎日カレーでは大変ですので笑
魚は万能
魚、特に脂肪分の多い魚が認知症に優れています。
魚に含まれている「EPA」は(エイコサペンタエン酸のことです)
血液をサラサラにし「脳血管性認知症」の原因である動脈硬化を防いでくれます。
また魚にはコレステロール値を下げる働きがあります。
コレステロールを下げることによって「神経原線維変化」を抑えることができるんです。
もうひとつ魚独自の成分「DHA」(ドコサヘキサエン酸)には脳の機能を高める効果があるので、
魚は頻繁に食卓にあげたいですね。
イワシや秋刀魚、アジなど脂肪が多い魚が特にこれらの成分を含んでいるのでおすすめです!
比較的安価ですしね!
最後に
ご紹介した食べ物をよく食べるのも大切ですが、
日々の食生活のバランスを考えることも大切です。
上記の食べ物を食べても、
普段塩分や糖分を摂り過ぎたり、
ファーストフードを頻繁に食べていてはやはり認知症の悪化は免れません。
大変だとは思いますがここをご覧になった方が、
家族の食卓を少し変えてあげてくださいね!
自分と家族が健康でいられることが一番ですからね!
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