だいぶ暑くなってきましたね〜
「そろそろエアコン使おうかな?」という方も多いのではないでしょうか。
そのエアコンですが正直なところ冷房と除湿どっちを使ったら安くすむのか気になりますよね?
「除湿のほうが安いだろ〜」と予想はしているのですが実際はどうなのでしょう?
それからエアコンを使う時に電気代を節約するためのポイントも見ていきます!
目次
冷房と除湿どっちが安いの?
「冷房の方が電気料金が高い」
「いやいや実は除湿のほうが1時間あたりの電気代が高い!」
とどちらの意見も見られますが、これ実は半分正解で半分間違い。
”基本的には”冷房>除湿なんですが、
除湿の機能によってはこれが逆転するんです。
じつは除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」がありまして、
どういった機能なのかというと。
弱冷房除湿=空気を取り込んで湿気を取り除くと同時に空気も冷やす(冷房ほどは冷えない)
再熱除湿=空気を取り込んで湿気を取り除いた過程で冷えた空気を温め直す
とこんな違いがあります。
で一番電気料金が高いのはこの「再熱除湿」
再度空気を温め直すためもう一手間ぶんの電気代がかかってしまうんです。
「せっかく冷えた空気を温め直す必要があるのか?無駄ではないか?」
と疑問に思いますよね。
でも梅雨の時って湿気は多いくせに気温が低かったり、
冷え性で冷房はきついけど湿気はなんとかしたいなんて場合もありますよね?
そんな時に非常に使い勝手のいい機能なんですよ。
まとめると冷房と除湿の電気代は
弱冷房除湿<冷房<再熱除湿という順番で高くなります。
お使いのエアコンによっては「弱冷房除湿」か「再熱除湿」のどちらかしか使えないもの、
どちらも切り替えられるものとありますので一度説明書に目を通すといいでしょう。
説明書を見ないでも体感でわかるかな〜と思うんですが、湿度は15%下がると体感では1度気温が下がったように感じるんですね。
そのためどちらの機能でも「涼しくなった!」と体が反応するので、「うちのは弱冷房除湿だ!」と思ったら実は再熱タイプで電気代がかかっていた・・・・なんてことも。
涼しく快適に過ごしたいでも電気代を安くしたいなら弱冷房除湿を使うのがベストでしょう!
次はもう少し電気代をおやすくするためにできることをご紹介します!
エアコンの電気代を節約するには?
エアコンをこまめにつけたり消したりしない
エアコンってつけっぱなしにしていると電気代がかかりすぎるのではないかと不安になりますよね。
もちろん使わないほうが電気代はかからないのですが、
実は節約しようとしてつけたり消したりすると逆に電気代がかかってしまうことがあるんです!
「なんだってーーー!!」
と知った時には驚きましたよ〜
家では「冷房は1時間つけたら1時間消す」みたいなルールがあってやってしまってましたし・・・
なぜこまめに切り替えるのがダメなのかというと、
冷房は電源を入れてすぐがもっとも消費電力が大きくなるからなんです。
最初は部屋が暑いため温度を下げようとエアコンが頑張るんです。
で、部屋が冷えてからはキープするだけなのでそれほど電気代はかかりません。
お使いの機種にもよりますが電源をいれてすぐの1時間は温度をキープし始めてからよりも2〜4倍も電気代がかかっているのだとか!!
たしかにつけたり消したいしないほうがいいですね・・・
良かれと思ってやっていたら快適さを失うだけでなく電気代まで同じかそれ以上かかっていたとは・・・・
室外機を冷やす
扇風機を使って冷房の効率をあげるようにいろいろ方法はありますが、
結構見落とされがちなのが室外機。
どうでしょう?ご自宅の室外機に直接日光があたっていたり、
周りに雑草が生えていたり、ものを置いていたりしませんか??
日光を遮ったり排熱しやすいよう周りをきれいにすると、実は消費電力を10%も削減できるんです!!
遮光シートを被せるだけでも全然違うのおすすめの方法です!
エアコンの除湿より除湿機を使ったほうがいいの??
エアコンの付けっ放しは罪悪感がありますが、
除湿機の付けっ放しってあんまり罪悪感ないですよね??(私だけでしょうか?)
たぶん漠然とですが除湿機のほうが電気代が安いように感じるからだと思うんです。
しかし残念ながら除湿機のほうが高いことも・・・
除湿機にはコンプレッサー式とゼオライト式がありまして、
エアコンの電気代と比較するとコンプレッサー式はエアコンのキープ状態と同じぐらいの消費電力。
対してゼオライト式はコンプレッサー式の3倍の消費電力がかかるんです!!
つまりゼオライト式の除湿機はエアコンの付けっ放しよりもはるかに電気代がかかります!!衝撃!(もちろん機種によって差はあります)
コンプレッサー式にしたってエアコンの付けっ放しとほぼ同じ電力がかかるので除湿機が安いとはとてもじゃないですが言えないのです。
しかし除湿機には部屋の湿度を適度に保ったり、空気清浄の機能があったり、
ゼオライト式の除湿機能はとても協力ですし住み分けはできています。
お使いのエアコンの機種によって足りないなと感じる機能があれば除湿機を使ってみてもいいでしょう。
そうでなければエアコンの除湿機能(弱冷房除湿のほう)を使ったお安くすみそうです。
最後に
最後になりますが電気料金は
- お使いのエアコンの機種(古いほど高い)
- 電気料金のプラン
- 契約会社
- 部屋の構造・広さ
- お住いの地域の環境
- その日の天候
などなど様々な要素によって変化します。
除湿や冷房を切り替えても環境によってはほぼ変わりなかったり、
逆に大きく変わることもあります。
まずはお使いのエアコン機種を確かめましょう。
そして電気代をできるだけ抑えるには、
電気料金や契約会社を見直すのも大切です。
家の消費電力と使える電力の上限に差があってもったいないプラン・・・わかりにくいですね。
ん〜携帯のパケットが上限に届かないのに定額のそれも高いプランにしているようなイメージといったらわかりやすいでしょうか?
これはあくまで一例ですが、
自分の生活スタイルと合っていない契約をしているご家庭も多いです。
一度見直してみるといいですよ!
電気代が高すぎる時はこんなこともあるかも↓
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