ひな祭り、桃の節句と言えば女の子のなための行事ですが、
皆さん詳しい由来や意味をご存知ですか??
今回はひな祭り、桃の節句の由来・意味。
間違えやすい白酒について、
最近の風習である名前旗についてをメインにお伝えしていこうと思います!!
ひな祭り、桃の節句の由来
ひな祭りの原型になったのは、中国の風習である「上巳の節句」が日本に伝わったものです。
平安時代には「流し雛」と呼ばれる、紙の人形で身体を撫でそれを川に流すことで穢れを払うという行事がありました。
この紙人形には「厄よけ」や「身代わり」としの意味があり、
この意味合いがひな人形に移っていきました。
江戸時代に入り3月3日が「桃の節句」と制定され、
よりハレの日としての位置づけが強くなりました。
また祭礼的な意味も強まり、この頃から形式が決まってきたようです。
「桃の節句」は武家から市民に広まり、今日にあるような「ひな祭り」となったのです。
武家の間では今よりも華美に行われていたそうですよ。
ハレの日なので、料理もひな祭りならではの物が多いですよね。
その中でも白酒を飲む風習があるんですが、
この白酒について勘違いしている人が多いそうなので次に書いていきます!!
白酒とは??
実は白酒のことを甘酒と勘違いしている人が多いそうなんです。
たしかにどちらも甘くドロッとしていますが、全くの別物です!!
まずは白酒はお酒であり、甘酒はお酒ではありません!!
甘酒はお米と米麹を混ぜて、55度前後で一晩置いて作れます。
アルコール度数も1%未満です。
対して白酒は餅米や米麹、焼酎、みりん等を混ぜて1ヶ月ほど発酵させたものです。
アルコール度数も10%ほどあり全く違います。
ちなみに白酒はリキュールに該当します。
ちゃんとしたお酒なので間違えてお子さんには飲ませちゃいけませんよ!!
ところで最近の節句では名前旗が使われることが多いようですね。
一体どうして最近使われるようになってきたんでしょうか??
次に見ていきます!
名前旗
名前の通り、名前が刺繍された旗のことです。
もともと飾る習慣があったわけではなく、最近になって登場したもののようです。
確かに飾ると見栄えも良くなるし華やかになるんですけど、
登場した理由は意外と世知辛いものでした・・・・
それはお金の問題です。
本来、ひな人形は子供の身代わりになるものであり、
代々受け継がれるものや姉妹のお古では意味がないのです。
しかし毎回買う余裕もないということで、
せめて名前を掲げることで代用しようという理由みたいです。
ひな人形高いですもんね〜・・・・
女の子じゃなくても端午の節句がありますし・・・
出費は馬鹿になりません。
ですが一式まるまる買い替えねばいけないものではありませんし、
主役のお雛様だけで良いので、大事な娘さんのために用意してあげて欲しいな〜とは思います汗
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