今日で東日本大震災から3年が経ちましたね。
私は仕事で被災地に行かせて頂き、そこで被災した方々とお話する機会があったのですが、
ただただなんと声をかければいいのか分からず話を聞くことしかできなかったことをよく覚えています。
日本に住んでいる以上、地震は避けて通れないもの。
天災に対して無力な人間ですが少しでも情報を得、備える必要があります。
後に南海トラフ巨大地震が控えているのですから・・・
今回は来る南海トラフ巨大地震に備えるために調べたことをご紹介します。
南海トラフ巨大地震はいつ来る?
まず言えることは明日南海トラフ巨大地震が来ても不思議ではない状態にあることです。
100年以内だったら100%。
50年以内で90%。
30年以内で60%。
10年以内で20%程度と言われています。
何度も言いますが明日来てもおかしくないです。
全く安心できない数値なんです。
南海トラフの地震は、東南海で1944年、南海で1946年に起きています。
いずれも規模が小さかったため次に起きる南海トラフ地震は早く来るだろうと予想さているのも怖いところです。
また南海トラフ巨大地震の怖いところはその被害想定にあります。
南海トラフ巨大地震の被害想定は?静岡が大きい?
南海トラフ巨大地震の被害想定は、東日本大震災の約10倍と言われています。
あれだけ甚大な被害を被った地震の10倍です、日本が機能しなくなるかもしれません。
ただしこれは最悪の中の最悪のケースを想定した話です。
気象、時期、時間帯、南海トラフの連鎖、と最も被害が出るであろう条件を重ね合わせたものです。
ちなみに一番被害が大きくなるのは「冬の深夜」です。
深夜は寝ている人がほとんどで避難のタイミングが遅れます。
また冬では寒さで津波の被害が大きくなります。
東日本大震災でも温かければもう少し被害が少なかったでしょう。
そして、最も被害が大きくなると言われているのが静岡です。
総犠牲者が約32万人と予想される中、静岡の被害数は約11万人と被害の3分の1が集中するという恐ろしいデータが出されている。
これは静岡県民の35人に1人が犠牲になるということです。考えたくない数値です。
次いで和歌山が約8万人、高知の約5万人と続きます。
この3県にお住みの方は十分な警戒が必要です。
かといって他の県が安全な訳ではありません。
日本のほとんどの都道府県で断水が発生します。
被害に合わないのは新潟と沖縄ぐらいです。
必ずいつ震災が起きても大丈夫なように家族全員が一週間はなんとかできるだけの備蓄を置いておくようにしましょう。
できることは全てやっておくことが懸命です。
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