ハリネズミを飼う前に知っておきたいこと12選

ハリネズミの松ぼっくり

ハリネズミはとても魅力的な動物。

愛らしいしぐさやクリクリとした目、たまに怒ったりほんわかしていたりとコロコロ変わる表情も本当に癒されますよね。

そんなハリネズミに魅せられて「我が家も飼いたい!」という方が年々増加しているようですがちょっと待ってください。

ハリネズミを飼うのって実はそんなに簡単じゃないんです。

今回はハリネズミを飼う前に知っておきたいことをお伝えしますね!


 ハリネズミを飼う前に

虫は触れますか?

ハリネズミは現在ハリネズミ目に属していますが、もともとは”食虫目”

名前に”ネズミ”とついてはいますがネズミやウサギといったげっ歯類の仲間ではなくモグラに近い動物なんですね。

地中にいるぬめっとしたワーム系の虫やナメクジなどを好んで食べます。

子供の頃はペットミルクなどをあげますが大きくなってきたらおやつや食欲のない時にワームを扱わなければいけないこともあるので、「絶対に触れない!」という方にはハリネズミを飼うのは難しいかもしれません。

きこり
おやつ用ワームは臭いも強いです。苦手な人はとことん苦手かも。

ハリネズミは外来種

ハリネズミは日本の自然界に生息していない動物「外来種」。

ハリネズミを飼うとなるとほぼ”ヨツユビハリネズミ”だと思いますが、
もともとはアフリカに生息している子。

アフリカから直接輸入することは少ないですが国内のブリーダーが育てた子やタイなどの外国の繁殖施設で育った子が輸入されて日本の飼い主さんの手元にやってきます。

ハリネズミの中でもナミハリネズミやマンシュウハリネズミなどの種類は”特定外来生物”に指定されており飼育することもできません。

ペットのハリネズミに関しても注意されていて、飼うなら絶対に屋外に逃がしたり脱走されないように十分に気を付けましょう。


ハリネズミとガーデニング
ハリネズミとガーデニングはとても相性が良いんです。
ハリネズミは植物の天敵である虫やナメクジといった害虫を食べて駆除してくれますし、大食らいなのでお庭のお手入れの手間が格段にラクなります。
イギリスやドイツといったヨーロッパ諸国ではハリネズミが庭にやってくることもあるそうで、とても大切にされているんだとか。
日本では難しいかもしれませんが、絶対に脱走しない環境を整えられるならお庭に放してあげるのも良いかもしれませんね。

ハリネズミの寿命

ハリネズミは絶対に逃がしてはいけないので生涯お世話をする覚悟が必要です。

ハリネズミの寿命は野生で2~3年。
飼われている子で平均4~6年、長いと10年近く生きるハリネズミも。

長ければ10年間お世話をし続ける必要があります。

飼う前に一度自分のこれから10年先のライププランを見直し、そこにハリネズミを飼育する余裕があるか最後まで面倒を見切れるかどうか判断してから飼うようにしてくださいね。


ハリネズミのオスとメス

ハリネズミを飼う前にオスを飼うかメスを飼うか悩むと思います。
おススメはオス。

個体差はありますがオスは比較的気性が穏やかでおっとりしている子が多いです。逆にメスは気性が荒く落ち着かない子が多いんです。

一方オスはナワバリ意識が強く、メスは比較的弱いともいわれています。
またオスの方が若干大きくなる傾向にあり、メスの方が小柄ですね。

一つ注意したいのがメスは子宮の病気にかかりやすいことです。
ハリネズミを飼っている人の中でも悩んでいる人が多い様子。

なので飼うならばオスの方が比較的安心かなと思います。


基本的に多頭飼いはしない

ハリネズミは集団を形成せず1匹で生活をするものです。
たしかにワラワラとハリネズミに囲まれたいという気持ちも良く分かるのですが多頭飼いをしないのが基本。

ハリネズミは臭いに敏感でナワバリ意識が強いので、普段はおとなしい良い子でも別の動物の臭いがした手で触ろうとすると途端にかみつくこともあります。

また一緒のケージで飼うことはできませんし、1つ1つしっかりスペースを確保する必要があるのでお部屋の広さや資金が十分でないと難しいのです。


 ハリネズミは環境の変化に弱い

ハリネズミは非常にデリケートな動物。
ちょっとした環境の変化がダイレクトに体調に現れてしまいます。

特に初めてお家にやってきたときや気候の変化によって体調を崩しやすく、ペットヒーターなどで心地よい温度にしてあげる必要があります。
年中温度管理をしなければいけないのでコストもかかります。


またいざ旅行にいきたいとか家を空けなければいけない時にペットホテルやペットシッターに頼みにくいこともおぼえておきましょう。

ペットの専門家に任せても体調を崩すことが多いので、旅行などの趣味は控えなければいけないようになるかもしれません。

きこり
相性の良いペットシッターさんや過ごしやすいペットホテルを探すようにしましょう。

ハリネズミは夜行性

意外に思われるかもしれませんがハリネズミは夜行性です。
昼はのんびりと寝て過ごしていても夜になると活発に動くようになります。

生活を共にするうちにだんだんと人間の生活リズムに近くなってくる子もいますが、こちらの生活リズムがずれたり睡眠がとりづらくなる可能性も考慮しておきましょう。

きこり
ハリネズミも鳴くことはありますがご近所に迷惑になるほど大きな声では鳴かないのでその点は安心ですね。


ハリネズミは病気になりやすい

ハリネズミを飼う難しさの最大の要因が「病気」
メスは子宮の病気にかかりやすいと前述しましたが、そもそもハリネズミは病気になりやすい動物なんです。

ダニもつきやすいですし病気によっては人間にも感染するものもありますので、適切なケアが欠かせません。

病気になった場合の問題がハリネズミを診てくれる動物病院の少なさ。
近年ハリネズミの注目が上がっているおかげか、ハリネズミを扱う病院も増えてはきたのですがまだまだ少ないのが現状です。

都心であれば見つからないことはありませんが、地方によっては何十キロ~先じゃないと診てもらえないなんてことも。

対応してくれるペットの中に「エキゾチックペット」と書かれている病院があればハリネズミを診てくれる可能性があるので問い合わせてみましょう。
飼う前に調べておくことをおすすめします。

また診療代も馬鹿になりません。
動物病院によって差はありますが1回5000~10000円と犬や猫よりもお金がかかります。
病気や治療によってはもっと高額になることも。


ハリネズミはペット保険に入れるの?
ハリネズミは病気になりやすく治療費も多くかかるので保険に入りたいと考える人も多いと思います。
結論から言えばハリネズミでもペット保険に入れます。
ただし1社のみ。
ペット保険を扱う会社はいくつかありますがハリネズミのペット保険を扱っているのは現在「日本アニマル倶楽部」のみです。

毎日のお世話と健康管理

ハリネズミを飼うならば毎日のお世話は欠かせません。


食事やトイレの掃除、ケージのお手入れは毎日行う必要があります。
きちんと掃除・手入れをしておけばハリネズミは臭わない動物です。
ただし中には全くトイレを覚えない子もいるので、そんな子の場合はお掃除がちょっと大変になりますね。
ハリネズミは些細なことで体調に変化がでるので健康チェックも欠かせません。ちょっとした変化も見逃さないようにしましょう。

ハリネズミはお金がかかる

ペット全般お金がかかるものですがハリネズミもとてもお金がかかります。


  • 病気の治療
  • 温度管理のコスト
  • 設備
  • 食事

病気にはよくなりますし、ケージ内でも運動不足にならないよう設備を用意しなくてはなりません。

大食漢なので餌代もよくかかります。

ハリネズミを手に入れる際は色や種類にもよりますが、だいたい25000~30000円程度で購入できます。


ハリネズミの入手方法

ハリネズミを購入する方法はいくつかあります。


  • ペットショップ
  • ハリネズミを育てている家から里子をもらう
  • ネットショップ
  • 海外から直接輸入する

ペットショップは生育環境やハリネズミの健康状態などを確認してから飼うことができるので一番良いですが、近隣にペットショップがない、あってもハリネズミを扱っていないという場合もあると思います。

その際はネットショップや海外輸入を選択するかもしれませんが、ペット輸送の方法がきちんとしているか、届いた時にハリネズミが死亡してしまっているケースもあることを念頭におきましょう。

海外輸入は国内で飼うよりも安くすむ場合もありますが、”狂犬病”を持っている子もいるので注意が必要です。 

ハリネズミのアレルギー

犬や猫と同じようにハリネズミでアレルギー反応が出てしまう人もいます。

ただしハリネズミは犬や猫、うさぎのようにアレルゲンの検査ができるわけではありません。
飼っているうちにくしゃみが出るようになったり、肌に痒みがでてくることも。

肌の弱い人は針に触れることで蕁麻疹のような症状がでることもあります。

ペットショップで触れることが可能であれば触ってみて痒みや何か反応が出るか確認してみると良いでしょう。


最後に

ハリネズミを飼うのはとても大変ではありますが、それ以上に可愛さと癒しをくれる存在です。

ハリネズミを飼う前に必要な知識を蓄えて、「それでも欲しい!」「責任が持てる」と気持ちが向いたなら購入をしても良いと思います。
きっと毎日癒されますよ。


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