ハリネズミが噛む原因は?治すための方法は?

餌を食べるハリネズミ

ハリネズミが噛む原因はいろいろあります。
本来ハリネズミはそこまで攻撃的な動物ではありません。身を守る際は立派な針を使ってじっとしていればよいからです。

それなのに”噛む”という行為をしてしまう原因が”何か”あるはずです。

今回はハリネズミが噛む原因と治すための方法についてご紹介します。

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ハリネズミが噛む原因

お家にお迎えしたばかり

ペットショップでハリネズミを購入する際、

「おとなしい子ですよ~」
「この子は人見知りしません」
「優しい性格の子です」

なんて言葉や説明を見て、「それならば!」とお迎えした人も多いと思います。

しかし、そんな「優しい」「おとなしい」性格のハリネズミさんでも家にお迎えしたばかりの時はあらゆるものに噛みつき攻撃的になることがあります。

お迎えしてすぐはハリネズミにとって見慣れないものばかり、急に知らない土地に連れて来られるのですから”不安や恐怖”は相当なもの。

「ここは安全だ」と認識してもらえるまでは噛み癖が治らないと思うので大変だとおもいますがしばらくの我慢です。

個体によっては2~3か月落ち着かない子もいますし、あまりにも治らないようだと別に原因があります。

ストレス

ハリネズミは強いストレスを受けると噛みつくことがあります。

  • ケージが狭すぎる
  • 運動できる設備がない
  • 身を隠せる狭くて暗い場所がない
  • スキンシップが過剰

ハリネズミはモグラの仲間です。

高低差のあるところでは活動しないので、ケージに高さ必要ないですが”広さ”は十分に確保してあげる必要があります。

海外の獣医学書では90×60㎝は必要であるといわれています。

また運動をしたり、身を隠せる場所がないとストレスの発散ができませんし、落ち着いて休むこともできません。

飼い始めてすぐにでもハリネズミを愛でたい気持ちはとても分かるのですが、はじめは掃除と餌の世話だけをして1週間~1か月程度はあまり触らないようにしましょう。

あまりに過剰にスキンシップをとると噛むだけではなく身を守ろうとして針を立てて丸くなることがあります。
その際、指を巻き込まれると大変危険ですのでハリネズミが安心するまでは怖がらせないようにしましょう。 

臭いによって噛みつく

ハリネズミは臭いにとても敏感な動物です。身の回りの物を”臭い”で判別してるのかなと感じるほど。

知らない臭いのものがあると、まず1回は噛んでみる子が多いですね。

飼い主さんの手を噛む場合もはじめは”慣れない臭いの何か”が接近してくるからです。
顔に手を近づけると反射的に噛むこともあるので、信頼関係が浅いうちは顔や頬に手を近づけないほうが無難です。

また手で餌をあげると、手を餌だと勘違いして噛むようになることもあるので素手で餌はあげない方がいいですね。
直接あげたい時は手袋やお箸を使ってあげましょう。

お腹が空いている

噛みついてしまうのは単純にお腹が空いている可能性もあります。

お腹が満たされれればすんなり落ち着く子もいますので、急に噛みつきだした場合はまず餌を与えてあげるといいですね。

きこり
ただし手を噛まれた直後に餌は与えないほうがいいですね。
噛むとご褒美がもらえると認識しさらに噛み癖が悪化することがあるので注意が必要です。

体に痛みや不調がある

ハリネズミも動物です。

「手負いの獣」というのか、痛みや不調があり弱っている時は気性が荒くなって噛みつくことがあります。
きっと不安でどうしていいか分からないのでしょう。

庇っている部位はないか、しきりに舐めたり掻いたりしているところはないかよく観察してみてください。

怪我や病気の可能性があればすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。
体調が良くなれば噛み癖も落ち着くかしれません。

ハリネズミを扱っている動物病院はまだまだ少ないのが現状です。「エキゾチックペット」「エキゾチックアニマル」と表記している病院であればハリネズミを診てもらえるかもしれませんので聞いてみましょう。

妊娠時・子育て中

ハリネズミのメスは妊娠時や子育て中は我が子を守るためなのか噛み癖が出てしまうことがあります。

もともとハリネズミはメスの方が気性が荒いと言われているので、繁殖や多頭飼いをしたいのでなければオスのハリネズミの方が比較的飼いやすいと思います。

噛まれた時の対処法

白黒画像のハリネズミ

ハリネズミは地中のワームや甲殻のある硬い虫も食べるのでなかなか顎が強く、噛まれると手に穴があくほど噛まれることもあり危険です。

痛くて振りほどこうとしたり、叩いてしまうと信頼関係がなくなり修復不可能になることもあるので対処の仕方は覚えておきましょう。

  • 噛まれたら手を引くのではなく”軽く”口の方に押し込む
  • 霧吹きで水を吹きかける

上記の方法であればハリネズミとの信頼関係を損なわず噛むのをやめさせることができます。

前述しましたが噛まれたときに餌をあげるのはやめましょう。
気を反らすためだったとしても「噛んだらご褒美をもらえる」と認識されると噛み癖を治せなくなってしまいます。

噛むのを治すための方法

手のひらで眠るハリネズミ

ハリネズミが噛むのをやめるには「アンティング」をするまでが目安かなと思います。

アンティングとは?
ハリネズミ独自の習性で、臭いのついたものを噛み唾液とまぜて自分の針に塗り付ける行為のこと。
詳しいことはわかっていないが新しいものと自分の臭いを馴染ませているのだと考えられる。

今まで噛み癖がひどかったのにアンティングをするようになって途端に噛むのをやめるようになることが多いです。

噛むのを治すためにはハリネズミがアンティングしやすいようにしれあげる必要があります。

具体的に見てきましょう。

新しいものは徐々に増やす

ハリネズミが所かまわずあらゆるものを噛むようであれば、慣れない臭いのものが多すぎるんだと思います。

どうも新しいものが複数あるとアンティングをしてくれるまでに時間がかかるように感じます。

なのでいろいろ設備を買い足したり、生活空間を充実させてあげたいと思いますが1つ足したらアンティングするまで次のアイテムを購入しないようにすると噛み癖をコントロールしやすくなると思います。

臭いは統一する

飼い主さんの手を噛みついてしまうのは毎度「臭いが変化」しているからかもしれません。

香水をつけたり、料理をした後食べた後など臭いが変化している時はハリネズミが噛む可能性が高まります。

ハリネズミをお世話する前に無香料の洗剤・石鹸で手を洗うのを徹底するようにしましょう。

臭いがいつも同じであればアンティングをしてくれる可能性も高まりますし、その後は噛まれなくなりますよ。

噛まれた時の対処を繰り返す

手を噛まれた時の対処法、「軽く口の方に押し込む」「霧吹きで水を吹きかける」を根気強く繰り返すことでだんだん噛まなくなることがあります。

最後に

噛み癖を治すにはアンティングをしてくれるまでの辛抱です。

ハリネズミが慣れるまでは生活環境と飼い主さんの変化をしないことが肝心。

柔軟剤や洗剤は同じものを、臭いの付いた服で接しないなどハリネズミにとって”いつもと同じ”環境を提供してあげてください。

そうすることで噛み癖があったとしても短期間で治すことができますよ!
頑張ってくださいね!

 






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