フダンソウって漢字で不断草と書くんですがなかなかイカツイ。
初めて見た時は
「刃物で断ち切れない、ファンタジーな草なのかな!(゚∀゚)」
とちょっとワクワクした覚えがあります。
残念ながら全然違いましたけど(笑)
あんまり聞き慣れないな〜という人もいるかと思ったので、
今回はフダンソウについてと、
栄養価はどうなのか?(お野菜です)食べ過ぎても大丈夫なのか?
などお伝えしていきますよ〜
フダンソウとは?
フダンソウとは絶え間なく育つ、不断なく育つことから
不断草と呼ばれています、普段草と呼ばれることもあるようですね。
植えるともりもり生えてきます。
年中育つような意味の名前ですが、
実際は年中ではなく早くて3月遅くて10月ぐらいまでですね。
あ、種まきができる時期ですよ〜
スイスチャードという名前のほうが聞き慣れているかもしれませんね。
厳密にはスイスチャードは「西洋フダンソウ」
日本固有のものを「フダンソウ」と言います。
見た目もけっこう違いますしね。
見た目はほうれん草に近い葉野菜系。
葉野菜があんまり出回らない夏でも育つのでなかなかできる子です。
こちらがフダンソウ↓
茎は白くて葉は厚めです。
こっちがスイスチャード↓
茎がとってもカラフルなんですよ〜
葉も少し違いますね。
野菜スティックにして食卓に並べるだけで華やかさが増しそう。
食卓に並べるとなると気になるのは栄養価と味!
次にご説明しますね!
フダンソウの栄養価と味は?
フダンソウは年中手に入る、育てやすい野菜。
これで栄養価も味も良ければ文句なしですよね!
実は年中手に入るだけでなく栄養価も高い優等生。
なかなかではなくかなりできる子。
カルシウムやビタミンKが豊富で、
また摂りにくいマンガン(糖質の代謝、骨の強化、疲労の除去などに役立つ)も豊富。
ほうれん草に似ているからかやっぱり鉄分も多くて、
しかもほうれん草より多いときてます。
意外ですがカロテンも豊富で色々補い活躍してくれます。
味もほうれん草に近いですね、
食感はほうれん草よりもシャキシャキとして、ちょっと苦みがあります。
ただスイスチャードはアクが多くてですね。
さっと湯通ししてから水にさらす必要があります。
アクやえぐみ・苦みが嫌な方は日本固有の”不断草”がおすすめ。
こっちはアクが少なく食べやすいですよ。
クセがないのでこちらはなんにでも合います!
と言いながら個人的に一番おすすめなのは、
幼葉の時に食べることです!
つまりはベビーリーフとして食べちゃうってことです。
成長しきる前は葉も柔らかくえぐみも少なく美味しいですからね〜
決してアクを抜くのが面倒だからではありませんよ。ええ。
といっても育てないと幼葉は手に入りませんよね。汗
長くなるのでここでは割愛しますが、育てるのはとても簡単です。
育ちはじめればぐんぐん増えますのでちょっとずつ収穫すればいつまでも楽しめますよ!
不断草のベビーリーフサラダは美味しいので家庭菜園始めてみよう!って方は是非候補に。
食べ過ぎても大丈夫
それだけたくさん育つなら沢山食べられる!
でも食べ過ぎて大丈夫なの?という方のために少しお話を。
栄養価の過剰摂取は気になるところですが、
まずそんなにたくさん食べれるものでもないので問題はありません。
ただビタミンKは非常に含有量が多いです。
脂溶性のビタミンなので摂り過ぎは注意が必要。
ビタミンKは身体でも生成してますし滅多に症状が出るものでもありませんが、
たくさん摂りすぎると気持ち悪くなったり、下痢や嘔吐などの症状が現れる可能性はあります。
腎臓が弱い方は排出能力が低いので食べ過ぎは注意ですね。
不断草をだいたい30〜40g食べるとビタミンKの1日摂取量に達しますので目安にしてください。
最後に
いかがでしたか?
不断草・・・ちょっと興味が湧きました?
スイスチャードのほうは見た目もカラフルなことから、
園芸用としても人気が上がってきているようです。
私は日本の不断草のほうが何でも合うので好きですけど。
よかったら食べてみてくださいね!
コメントを残す